越前屋多崎は、慶応元年(1865年)に糸問屋として産声をあげました。
創業者・越前屋忠七は、故郷越前から遠く離れた江戸の地で商売を始めるにあたり、当時は武士以外が苗字を持つことを許されなかったため、国名の「越前」と商人を意味する「屋」から『越前屋』を屋号とし、自らを越前屋忠七と名乗りました。忠七は、それまでにお世話になった人たちへの感謝の気持ちを忘れないよう、自分の心は、常に越前の山々にあるという思いを込めて「山」に「忠」の字を配した「やまちゅう」をシンボルとしました。
現在も、創業者・越前屋忠七の想いを受け継ぎ、誠意・熱意・創意をモットーに社会に貢献し、服飾附属資材の総合商社として幅広い分野の製品を世に送り出しています。
そして今、時代が大きな転換期を迎えている状況の中、私たち越前屋多崎は時代の変化を敏感に捉え、お客様のニーズを的確にキャッチし、150年余の伝統と信用、そしてチャレンジ精神を胸に刻み、皆様のご期待にお応えするために尽力して参ります。